2011年9月23日金曜日

Oh! Italiano♪♪♪♪

9月22日、江戸東京博物館(東京・両国)の「世界遺産 ヴェネツィア展」の
内覧会(本展は9月23日~12月11日)に出席。
 ラグーナとよばれる潟にかこまれた街ヴェネツィアの歴史を
その最盛期の美術作品と資料で見せる展覧会だ。

ヴェネツィアは、ペトラルカ、バイロン、ゲーテ、シャトーブリアン、ワーグナー、
プルースト、モーパッサン、ジョルジュ・サンド、ダヌンツィオ、コクトー、
スタンダール、トーマス・マン、ニーチェ等、
多くの作家たちの心をとらえてきた魅力の街(共和国)でもある。

本展の圧巻は、数々のテンペラ画。
各コーナーに、これでもか、と並ぶ職人たちの技の結集は、
数世紀経ったとは思えない色彩の鮮やかさと、板絵ならではの深みが
じっくり味わえる。これは、別の機会にまたゆっくり見て回りたい。
某社で携わったビジュアル系ガイドブックを思い出し、
テンペラ独特のにおいに半ば酔いながら、しばし隣の国技興行を忘れた。

その後は、溜池山王へ。サントリーホールオペラ・アカデミー主催
「ジュゼッぺ・サッバティーニによる公開マスタークラス」聴講に向かった。
サントリーホール・ブルーローズ(小)、18時30分~。

「生徒は多くて2人、持ち時間は1人1時間で終了は20時30分ころ」とふんでいたのだが。
これが、甘かった。45分のレッスンが3人分も続いた。しかも生徒によっては
1時間以上もかかってしまい、終了したのが21時20分すぎ。
その間休憩はたったの5分。

生徒は日本の優秀な若手ホープたち。最初はやる気まんまんだったのだが、
立て続けに何度もNGを出す師匠に「もう、かんべんして!」と言いたげな目が・・・。

おかげでギャラリーは、世界のテノールの軟口蓋を何度も拝ませていただいた。
これに幕間のワインがあれば、言うことなし! Italiano な1日♪♪


  <本日のカタチ・両国>
お隣では2011年秋場所

水辺のまち江戸・両国でヴェネツィア展


オブジェにあらず

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