おお、なんてこと!
お宝の3枚組CDが崩壊してしまった。
23年ぶりの「マタイ受難曲」BWV244演奏に気を良くした矢先。
そういえば、シュライヤーのCDでも聞いてみようかと
ひさしぶりに開けたのが
指揮=カール・リヒター+ ミュンヘン・バッハ合唱団+
レーゲンスブルク少年合唱団+ ミュンヘン・バッハ管弦楽団+
福音史家=ぺーター・シュライヤー、イエス=フィッシャー・ディースカウ
ソプラノ=エディット・マティス
旧西ドイツ製最強レーベルのARCHIV。
だったのだが。
・・・やられました。
中敷きのスポンジの化学変化に。見事。
緩衝材として入れられていたスポンジに接触していたCD面が
劣化したスポンジとともに
見るも無残に解けてしまったのだ。
あわてて水洗いするも、透明になったCDの記録面を確認する
ばかり(CDってもともとプラスチックでできてるんだ。
・・・なんて、確認している場合じゃない)。
演奏自体は名盤の一つだろうから、おそらく復刻版が廉価で入手できると
思われるのだけれど。
Made in W.Germany の歴史的な刻印があるだけにもったいないし。
何より今の3倍以上の定価で購入した当時を思い出すと悔しさも倍増する。
それより、メサイアは? ヨハネ受難曲は? と不安な気持ちで
他の3枚組CDをおそるおそる開けてみると、他はなんとか無事だった。
もちろん入っていた中敷きスポンジはことごとく処分した。
あ~あ。
一番のお気に入りだけが受難だったのか。
と、いまやカラスよけにもならない透き通った3枚のプラスチックを
ケースにしまうしかない。
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