2012年4月2日月曜日

ときには agri

あまり生物は得意ではないが、豆苗を育ててみることにした。
一度食した根つき株を水耕栽培して株分けし、土栽培にうつしたのだ。
しかし、びろびろと野放図に“触手”を伸ばしているだけで、
根のほうはなんだか心もとない。

ええい!ままよ。
プランターや土も購入しちゃったし。
失敗したら、また仕入れて食し、リベンジするまでだ。

さて、鉄道マニアの鉄子、歴史マニアの歴女にならび
農業趣味の農ギャルも昨今の流行りらしい。
でも私は「農」の字をみると 「agri =アグリ」という音 を連想してしまう。

以前、みた映画で(たしか「モーリス」だったかと)、
少年時の主人公がラテン語を覚えるシーンがあった。
気弱そうな少年が家庭教師の前で暗唱させられていたのは
agricola (農夫、土地の)という単語の活用だった。
アルファベット順に「a 」ではじまる語彙だったからだろう。

ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」にも
ギムナジウムでラテン語を学ぶ主人公がいた。
ヨーロッパの子どもたちにとって、ラテン語はリベラルアーツの一つらしい。

そんな話はさておき。重要課題は豆苗だ。

神よ!
ポトスを枯らしてしまった前科者ですが、どうか収穫の機会をお与えください。

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